このように私にとって特別なものであるそのナースキャップを、最近は廃止する病院もあるという記事を読みました。それによると、ナースキャップが妨げになって患者さんを抱き起こすなどの介助がしにくく、かえって不衛生になる場合もあるとのこと。遅かれ早かれ、アメリカの例を見ても分かるように、ナースキャップは淘汰され、それとともに白衣も、より機能的なパンツスタイルのセパレート型になっていくのではないかというような内容でした。
その記事を読んで私がイメージする看護婦さんは、もう「婦」という名称では呼び得ない存在のような気がします。今は「看護士さん」はまだ一握りだそうですが、看護職すべての方が、男性女性を問わず看護師に統一される日も近いように思えます。ユニフォームや職称が変わることによって、私達が敬愛する看護職の皆さんに何かよい変化がもたらされるのであれば、それはとても喜ばしいことではないでしょうか。 |