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私は、当社法人設立と同時に、接客課として入社しました。葬儀社で、着物を着て接待する、接客課が有るのも当社だけです。
最初はどの様にすれば良いか分かりませんでした。ただ「ゆっくり故人様とのお別れの時を過ごしていただこう」と思う気持ちで、弔問に訪れた参列者の応対、案内、給仕、着付等のお手伝いをし、さらにこうした裏付けとなる立ち居振る舞いを良くする為の礼儀作法、着付、お茶等の講習会を行い、接客課一同勉強しました。また、ご寺院様をお借りした時には、お部屋、トイレ、台所などお借りしたすべてを、最初よりきれいに掃除をし、おくり様にも喜んでいただき、今ではご寺院様の行事のお手伝いも頼まれる様になりました。
ご家族の意向をくみ取るのはもちろん、お借りした所は、心をこめて掃除をしてお返しする。一期一会の心くばりで、サービスは提供するものでなく、自然に行うもの、接客課一同この気持ちを忘れずに、これからもがんばって行きます。
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